2016.03.16 - 00:06

トレーニングを続けるほど、身体は素直になっていく 榮倉奈々

(写真 樽木優美子(TRON) / 文 岡村明子)

映画やドラマなどで活躍中の女優、榮倉奈々。彼女がこの4年続けているのは、専属トレーナーの指導を含めた、週5回、1回90分のトレーニングだ。映画のアクションシーンのために始めた身体作りだが、それはもはや生活の一部となっている。この2月には、アディダスのトレーニングアンバサダーに就任し、鍛え上げられたボディで、タフな女性像を体現。結果が出てきた今、それでもなお厳しいトレーニングに自身を駆り立てる彼女のモチベーションとは?

仕事のために始めたトレーニングが、今や日常の一部に

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専属トレーナーの指導を受けるジムトレーニングは、週に1回、欠かさず榮倉さんのスケジュールに組み込まれている。コンディションチェックから始まり、ストレッチ、体幹を鍛える“バランス”、ミニバンドを使った“マッスルアイソレーション”、バランスボールなどで全体の筋肉を使う“ユニット”。以上のメニューを毎回90分行う。トレーニングに打ち込みだしてから4年が経ち、マイペースにできるようになり、ほかに週4回自宅トレーニングを行っている。

「自宅では、ストレッチで身体を軽くほぐしてから、筋トレをして、40分のランニングをします。トータルで90分ぐらい。最近はダンベルやバランスボールも活用しています。やる時間を決めるのは、前日。気分的に先に済ませておきたいので、昼前に始めることが多いです。内容は、直前に決めるようにしています。やるからには完璧にやらないと気が済まない性格なので、メニューやスケジュールをきっちり決めこんでしまうと、私生活にも影響しかねないんです」

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ドラマの撮影に入ると、日中は難しくなるので、朝や夜などに行う。飽きないように、そして、追い込みすぎないように、時間を見つけて5分や10分でもいいので、継続することを第一に考えているという。

「私の理想とする24時間は、6時半に起き、朝食のあと10時からトレーニングを始めて、12時に終えて、ランチをして、シャワーを浴びる。そんな過ごし方です」

結果が出ることを体感したから、多少の辛さは乗り越えられる

トレーニングが日常となった24時間を楽しそうに語る榮倉さんだが、トレーニングを始めた頃は、身体が思うように動かず、先が見えない状態で辛い時期が続いたという。

「もともとスポーツとは無縁。ゼロからのスタートだったので、ベースができるまでの2年間が、ものすごく長くて。でも、達成感を感じるようになってからは、辛さも乗り越えられるようになりました。見えなかった景色が見えるようになったような感覚ですね。できなかったことができるようになり、結果が、数字でも出てきたんです。体重は変わりませんが、体脂肪と筋肉量がそっくり入れ替わった感じです。確実に反応して変わっていくから、身体って素直なんだと、実感しました。それからは、目標を達成できることがすごく気持ちよくなって、内面的にも自信につながりました」

始めた頃は、未知の世界で、自分がどれだけできるか見当もつかなかった。それでも続けることで、1つずつクリアして、結果を出せた。もちろん仕事のためにもなった。自分を信じ、その限界を超えた瞬間、予期していなかった自分の身体の可能性を、榮倉さんは初めて知ったのだ。

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トレーニングを始めたきっかけは、映画『図書館戦争』のアクションシーン。その訓練で行う、腕立て伏せや懸垂ができない。求められるアクションもうまく立ち回れない。その悔しさが、彼女を奮い立たせる動機だった

「最初はとにかく、演じる役に近づきたいという思いがあり、それがモチベーションでした。でも今は、その時とは違う意識で向き合っているから、“やらなきゃいけない”ではなく、“やりたい”に変わりました。今はトレーニングすることがどんどん楽しくなっています」

時の変化とともに、自分も変わり続けたい

体と向き合うようになって、食習慣や健康法にも関心を持ち始めた。大豆などのたんぱく質、ミネラルを摂取することを心掛け、毎朝、野菜やバナナ、豆乳、ゴマ、スーパーフードなどを入れた自作のジュースを飲む。夜は、温浴と冷水シャワーを繰り返す温冷交代浴を実践している。

引き締まったボディと腹筋、すらりと均整のとれた脚。誰もが羨む美しいボディを手に入れてもなお、トレーニングやセルフケアで、さらに上を目指し続ける。そんな彼女をつき動かすものとは、いったい何なのだろう。

「ナイスバディを目指すわけでも、体型をキープすることに執着しているわけでもないんです。ただ、変化し続けたいんです。そして、自然の流れに添える自分でありたい。今の自分は、4年前に比べて、すごく晴れ晴れとして、軽やかな感じです」

静かなる意志で鍛錬し、自分自身と対峙する榮倉さん。その姿は、実に清々しい。ひとりの女性として、そして女優として、これからも新たな可能性を開き続けるだろう。

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榮倉奈々(えいくら なな)

1988年鹿児島県生まれ。ファッション誌のモデルとして活躍後、2004年より女優として活動をスタート。その後、数々のドラマや映画などに出演。昨年は、映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』、ドラマ『遺産争族』などに出演。

 
 

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