模型の制作だけでなく、人工血管をはじめ医療などでもその有用性が注目されている3Dプリント。そんな中、ニューバランスが3Dプリントを利用したミッドソールを開発しました。

独占契約で生み出された新素材「DuraForm® Flex TPU」

New Balance
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このミッドソールはニューバランスが3Dシステムズ社と独占契約を結び、新たに開発された豊かな弾力性のある特殊な素材「DuraForm® Flex TPU」によるもので、柔軟性や強度、重量、耐久性などあらゆる要素においてランニングシューズに適したものになっています。

デザインは足裏により高い平均圧力のかかるヒールストライカーの圧力データにもとづいて設計されており、選択型レーザー焼結(SLS)という技術を用いながら、新素材「DuraForm® Flex TPU」の微細粉末を細胞のように細かいセクションが幾層にも積み重なるように成形していくというもの。

すでにプロトタイプのシューズで実績も

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2013年に3Dプリントを用いた陸上競技用スパイクを開発して以来、契約選手とともに競技中における数々のテストを繰り返し、改良を重ねてきたニューバランス。2014年全米選手権では米国五輪代表のキム・コンリー選手が3Dプリントを用いて作られたプロトタイプシューズで女子10,000mを制したという実績も残しています。

また、陸上競技だけではなくサッカーや野球のスパイクにも採用され、ウェールズ代表でアーセナルFC所属のサッカー選手アーロン・ラムジーが2015年5月のFAカップで着用しました。

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このミッドソールを搭載したランニングシューズは2016年4月のボストンマラソンで初お披露目され、その後、全世界のショップでも限定で並ぶことになるとのこと。今から楽しみなところです。

http://www.newbalance.co.jp/