(写真 松本昇大 / スタイリング 青木穣 / ヘアメイク CHIKA KIMURA / 文 岡村明子 / 協力 アディダスジャパン)

スポーツシーンからタウンまで、“24時間、7日間着たくなる”をコンセプトにした「adidas 24/7 (アディダス トゥエンティーフォーセブン)」。今シーズンは、“着た瞬間に暖かい”をテーマに、保温や防風に優れたスタイリッシュなアイテムが登場。そんな新作ウェアをメインに、トレーニング、通学、休日など、さまざまなシーンでの着こなしに挑戦してくれたのは、ビーチバレーの坂口佳穂選手。

普段から「adidas 24/7」を愛用している、19歳の女子大生としてのウェアへのこだわりとは?そして、“新ビーチの妖精”として注目を集める、明るい笑顔の下に隠された、ビーチバレーにかける強い想いとは?厳しい勝負の世界のアスリートを感じさせる、意外な素顔を明かしてくれました。

クライマヒート フルジップパーカ¥11,800(税抜)、クライマヒート タイツ¥4,900(税抜)、サングラス 参考商品/アディダス

選手が楽しんでいる姿に惹かれた、ビーチバレー

ビーチバレーと出合ったのは、一昨年です。父と一緒に川崎市長杯を観戦して、「面白そう!  やりたい! 」とすぐに夢中になりました。太陽の下で開放的だし、音楽もかかっていたりして、いい雰囲気だったので。でも何よりも選手の皆さんがすごく楽しんでいる感じがして、インドアのスポーツにはないものが見えたんです。

元々、父が少女バレーの監督をしていたので、小学校から9年間バレーボールの経験はありましたが、全く違うものだと思いましたね。そして、大学に入ってから、ちょうど今所属している川崎ビーチスポーツクラブビーチアカデミーが開校するということで、その一期生になりました。

負けず嫌いに火をつけた、初試合の悔しさ

週に5日、大学の授業が終わってからホームコートの川崎マリエンに来て、4時間ぐらいトレーニングしています。最初は辛かったですね。以前は家が遠く、朝6時に起きて、練習を終えて帰ると深夜になったりして、帰りの電車で品川ぐらいからひとり泣いていました。

練習が辛くなくなったのは、慣れかな(笑)。でも、選手としてのモチベーションをがらりと変えたのは、公式戦の悔しい経験ですね。これまで公式戦は、大小含めて15大会ぐらい出場しましたが、初めて出させていただいたのは、2014年の川崎市長杯。まだビーチバレーを始めて半年ちょっと経ったぐらいで、もう、本当に何もできなくて。「こんなんじゃ絶対勝てない! このままじゃダメだ」と目が覚めた思いでした。それ以降は、練習にも寝坊しなくなりました。

試合で全然勝てなくて……。負けるたびに、こんなことでくじけてたらダメだ、もっともっと練習しなくちゃ! と燃えてくるんです。小さい頃から負けず嫌いですね。トランプをやっていても、負けるとすぐムキになるから周りから面倒だと言われていました。今も、練習中に思うようにできないとイライラしたり、「もうやだ! 」と声が出てしまったり……。練習の雰囲気を悪くするから良くないですよね。すみません、直します(笑)。もっとアスリートとして、しっかりメンタルコントロールができるようになるのが、課題です。

バレーボールとビーチバレーの違い

ビーチバレーとバレーは全然違いますね。2人制だし、風が吹くし、砂の上だし、暑い。試合は50分ぐらいですが、相当きつい状況でやるから、先輩は「バカにしかできないわよ、このスポーツは」と言っていました(笑)。

じゃあ何が魅力かというと、2人しかいないので、いっぱいボールに触れる。自分のプレーが、必ず結果につながってくるんです。これが面白い。セッター、レシーバーなどの分担はなく、瞬時に判断してそれぞれが動く。バレーよりもテニスに近いかもしれませんね。心理戦、頭脳戦の部分が大きい。試合では、ベテランの方とペアを組むことが多いので、私のほうが百発百中、相手に狙われてしまいます。ミスして連続失点すると落ち込みますが、いつもペアの方が助けてくれるので、救われます。

選手として1年半やってきて、自分は本当に恵まれているなぁと実感します。クラブの環境も恵まれているし、コーチや選手の皆さんも、熱心に、優しく、教えてくださるし。家族や友達の存在にも助けられていますね。周りにいい人しかいない。

だから、人として、アスリートとして、常に感謝の気持ちは忘れないようにしています。“佳穂”の名前の由来は、父によると「環境に恵まれるように」という想いを込めたとか。どの字が?と疑っちゃいますけど、信じるようにしています(笑)

シンプルなウェアは、大学にも着ていきます

練習時のウェアは、水着の上にスパッツとタンクトップが定番。でも寒くなってくると、私は末端冷え症なので大変です。練習は屋外のビーチコートで寒いので、とにかく何枚も厚着。コートの周りを走ったり、ストレッチしたりしていくうちに体が温まってくるのですが、移動のときなどは、暖かいウェアが必需。

adidas 24/7「スソリブパンツ」¥8,900(税抜)、スニーカー「Lite Slipon」¥6,900(税抜)/アディダス その他/すべてスタイリスト私物

今回着た「adidas24/7」のネイビーのウォームブレーカーとパンツは、着た途端に「あったかい! 」って思わず叫んじゃいました。背面にボアフリースが付いて、すぐに暖かさを感じるところがいいですね。肌触りのいいリブの衿と袖は、風をよけて、保温性も抜群。裾の部分がシャーリングになっているので、しっかりフィットして腰回りも冷やさないから安心。

デザインもシンプルだから、トレーニング中だけでなく、日常生活でも使えますよね。先シーズンのデニム風のセットアップは、今日も着てきましたけど、通学にも活躍しています。私服は、黒、白、グレー、紺など落ち着いた色が多く、明るい色はあまり着ないですね。ふわふわした可愛らしい服は苦手。

adidas 24/7「ウォームブレーカージャケット」¥8,900(税抜)、スニーカー「Lite Slipon」¥6,900(税抜)/アディダス ステラスポーツ トートバッグ¥6,600(税抜) その他/すべてスタイリスト私物

adidas 24/7「ウォームブレーカージャケット」¥8,900(税抜)、コスメティックバッグ¥7,500(税抜)/アディダス その他/すべてスタイリスト私物

ウォームブレーカージャケット¥8,900(税抜)、ウォッチ「マイコーチ フィットスマート」¥23,000(税抜)/アディダス その他/すべてスタイリスト私物

今回は、いろんなシチュエーションの着こなしができて楽しかったです。休日はパンツにシックなウールジャケット。ショッピングなどのタウンユースは、ウォームブレーカーにロゴTシャツとタイトスカート。トレーニングの前後は、ウォームブレーカーにウールのパンツ。そして一番気に入ったのは、ウォームブレーカーに白のタイトスカートを合わせたスタイル。タイトスカートは大好きなので、今度ぜひキャンパスで挑戦してみたいです。

adidas24/7「ウォームブレーカー ジャケット」 本体価格:¥8,900(税抜) 品番:AH8393 カラー:カレッジネイビー×ホワイト サイズ:S,M,L,OT

結果を出してないので、五輪はまだ見えない

よくオリンピックのことを聞かれますが、まだ満足いく結果を出してないので、何も見えない状態です。真剣に頑張っている人がいるのに、私なんかが目指しているなんて、おこがましくて言えないです。でも、もちろん憧れはあります。“ワンプレーごとに観客が大きな拍手をくれるんだよ”と、オリンピックを経験したコーチが教えてくれました。そういう話を聞くと、東京でのオリンピックは、きっとすごく気持ちがいいだろうなぁと。2020年は24歳! どうなっているか、自分でも楽しみです。

坂口佳穂(さかぐち・かほ)
1996年、宮崎県生まれ。身長172cm。小学生のとき、父が監督するチームでバレーボールを始める。中学生の時に家族とともに上京。2014年、武蔵野大学法学部入学。川崎ビーチスポーツクラブビーチバレーアカデミーに入校し、ビーチバレーを始める。トップ5大会のうち、3大会に出場。10月9日からは、JBVツアー最終戦の川崎市長杯(川崎マリエン)に出場。

坂口佳穂選手コーディネート商品 adidas 24/7 は こちら からチェック。

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