(写真 阿部健 / 文 岡村明子 協力/alk phenix)

旅がテーマの『PAPERSKY』の編集長として、世界中を取材し、山道や日本の旧街道を歩く旅も続けているルーカス B.B.さん。毎朝の日課は、自宅の渋谷から1時間かけて地元を歩くこと。そんなルーカスさんが選んだウェアは、日常の運動である“歩く”に着目し、機能とルックスを備えたalk phenix(アルクフェニックス)。快適に歩くことで、見えてくるものとは?

今と歴史が混在する、地元・渋谷を歩く
毎朝1時間歩くようになって、もう15年ぐらい。自宅のある渋谷から日赤病院のあたりを抜けて、広尾の有栖川公園を目指し、帰宅するというコース。僕にとって朝歩くことは、目覚めのコーヒーのようなもので、歩くことによって脳が働いていくのを感じる。いつもはたいてい奥さんと一緒。自宅の2階が事務所で、奥さんも同業だから、仕事以外のことをゆっくり話せる貴重な時間でもあるんだよね。

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地元は、渋谷駅からほど近い閑静な住宅街。このエリアに住んでもう17年で、現在は築70年の一軒家に住んでいる。この街が好きだから、ずっと東京から離れないでいるのかもしれない。近所を歩いていると、常盤松御用邸、氷川神社、國學院大学、渋谷区の郷土博物館などがあり、ここは今も昔も文化の発信地なのだと実感できる。一方、広尾は、外国っぽくて面白い。僕は外国人だからすごく居心地がいい(笑)。ナショナル麻布スーパーマーケットもあるしね。’93年に来日した当時は、薄いピザ、ブリトー、メープルシロップなどは他で売ってなかったから、よく買いにきたもの。日々歩きながら、今っぽいものと歴史が混在した街を感じるのは、僕にとってすごく刺激的だよ。

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仕事の移動も歩きだから、機能ウェアを選択
打ち合わせなど、仕事で出かける時も、青山一丁目や赤坂見附あたりなら、歩いてしまう。だから足元はいつもスニーカー。

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今回着たalkのウェアは、機能的でスタイリッシュだから、仕事のときに重宝しそうだね。歩くときは、こういった温度調節に優れた素材を選ぶようにしている。ワッフル地のTシャツは、風を通して熱気を溜めすぎないから、着ていて気持ちよかった。パンツは、クールなデザインだけど、ストレッチが効いてはき心地は抜群。しかも、裾がリブになっているのがすごくいい。アウトドアウェアのパンツの裾はたいていドローストリングになっていて、その金具が壊れたりして使いづらいからね。ポケットも、落ちないようにジップ仕様になっていたり、よく考えられている。ロゴのワンポイントのリフレクターも付いているし、これなら街中を夕方歩く時も安心。僕は、山道を歩く時も割と普通の格好で行ってしまうんだけど、アウターは、雨などの水をはじく機能素材にこだわっている。このブルゾンは軽量で撥水加工されているから、街から山までマルチに使えて、快適に歩けそうだね。

歩くスピード=人間が生きるスピード

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現在、自宅と仕事場が一緒だから、通勤は階段を上がるだけ。電車の通勤時間がないぶん、歩く時間が取れるのが嬉しいね(笑)。なぜこんなに“歩くこと”が好きなのかと考えると、いろんなことを発見するのが好きだからだと思う。それに、歩いていると寄り道できるし、目に入るものが全然違う。毎朝歩く時も、空地の花を摘んだり、神社に参拝したりと、好奇心いっぱいに探検している。

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“歩くこと”の一番いい点は、人間が生きるスピードと合っていること。僕は、16年前を最後に、ずっと携帯電話も持っていない。話をしているときにかかってきちゃうと、話が中断されたり、気が囚われてしまったりするから。いつだって、自然に合った自分のリズムを大事にしたいんだ。

温故知新の“歩く”旅

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今、僕が続けているのは、昔の人が歩いた道を発掘していく、“旧街道を歩く旅”。始まりは7年前の旧東海道。一日35キロ歩き、2回に分けて延べ16日間で踏破した。そして3.11の震災後には、“日本で最初にできた道を歩くことで、先人の知恵を掘り出せるのでは”と思い、再び、旧東海道を歩いた。そこで、忘れられた旧街道を掘り起こしていこうと決心したんだ。その後は、熊野古道や広島から島根に抜ける銀山街道、そして今年の春には、福井(若狭)の鯖を京都まで運んだ運んだ物流ルートである鯖街道を3日かけてたどった。
こうして旧街道を掘り起こすと、道を切り拓き、歩いて行った先人たちのスピリットを感じるんだ。そして、何で僕が今存在しているのか、気づかされる。すると、「じゃあ、これからの僕らは?」って未来の社会を描くことにつながっていく。歴史の道を歩くことは、単に過去の時代を体感するだけでなく、現在、そして未来に向けての手がかりを掴む歩みでもあるのだと思う。

ルーカス B.B. Lucas B.B.
クリエイティブディレクター/編集人
アメリカ生まれ。カリフォルニア大学卒業後、来日。(有)ニーハイメディア・ジャパン代表取締役として、トラベル誌『PAPERSKY』やファミリー誌『mammoth』を発行しながら、ウェブサイトやイベントプロデュースなどもおこなっている。これまでに手がけた雑誌に『TOKION』『metro min.』『PLANTED』などがある。2014年にはNTTドコモのアプリメディア『japan jikkan』を創刊。また、ファミリー向け野外フェスティバル「mammoth pow-wow」や自転車でめぐる日本再発見の旅プロジェクト「PAPERSKY tour de Nippon」のイベントプロデュース等、幅広く活動している。
http://www.khmj.com

www.papersky.jp

[ルーカスさん着用分]
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