(写真 八木伸司 / 文 荒川千絵)

ファンランナーの中には速く走るということに抵抗を感じる人も。でも、速さ=キツイというイメージを取り払って、今の自分より少しでも速くなれたなら、走る歓びも増すのではないでしょうか?
6月16日にロンドンで行われたナイキ ズーム エアのイベント「FIND YOUR FAST.」では、今ある身体がどれだけ速く走れるかを体感する内容となっていました。今回は2回に渡って、そのイベントの全貌をお伝えします。

速くなるために、走力やフォームを考慮した5足のランニングシューズ

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ズームが搭載されたランニングシューズの新作は全5型です。ナイキ エア ズーム ボメロ10(発売中)→ナイキ エア ズーム ペガサス 32(発売中)→ナイキ エア ズーム エリート 8(発売中)→ナイキ エア ズーム オデッセイ(8月中旬発売予定)→ナイキ エア ズーム ストラクチャー 19(10/1発売予定)と順次発売していきます。
様々なテクノロジーを開発してきた中で、ズームはエアマックスやルナロンと並ぶ革新的な機能のひとつ。その特徴は“反発性”と“クッショニング”です。

ナイキ ズーム エアとは?

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10年に渡る研究開発を経て、1995年に発表されたナイキ ズーム エア。ミッドソールに反発性と薄さを実現させたエアユニット素材です。フットボールやバスケットボール、ランニングなど様々なシューズにこの機能性を搭載しました。このテクノロジーのキーとなる“反発性”。現在ランナーにとって非常に注目を浴び、蹴り出しや足運びをスムーズにしてくれる技術です。ナイキでは、20年以上も前にその機能性に注目し発売、その後も開発を続けてきました。

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イベントの冒頭では、ナイキ・プロダクトマネージャーであるセバスチャン・ティッシャの印象的な言葉から始まりました。
「身体があれば、全ての人がアスリートである」
これはナイキのコンセプトです。トップアスリートが満足する機能装備こそ、一般ユーザーが求めることである、と訴えかけます。

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「40年前に比べて、ランニングの世界は大きく変わりました。多種多様なランナーが増えており、私たちはそのニーズに応えないといけない。楽しみたい、ダイエットしたい、速くなりたい。目的意識はそれぞれ違えど、今の自分の身体をよりよくしたい=速くなれたらいい、という気持ちはみんな一緒。そこで、今回5種のランニングシューズにフォームやレベルに沿った位置にナイキ ズームを搭載することによって、どんな走力の持ち主であっても、スピード感を得られるシューズを生み出すに至りました」

確かに、どんなランナーであれ、速くなれば、モチベーションにつながるはず。そのためには、トレーニングはもちろんのこと、自分の走り方に合ったシューズを選ぶことが、速くなる自分に出会うための近道、と言えるでしょう。

自分のフォームに合ったシューズを見つけることが、よりよいランニングにつながる

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プレゼンテーションのあと、私たちは、着地、蹴り出しを始めとしたランニングフォームをトレーナーに確認してもらい、自分のフォームにあったシューズを選びました。

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その後、天井にパラシュートと一緒にぶら下がるシューズから、自分のネームプレートを探します。このパラシュートを装着すると空気抵抗を受けながら、筋肉に負荷をかけられるトレーニングができるそうです。そのマッチョな発想にビクビクしていると、今回はパラシュートを使わないよ、といわれ、ちょっと安心してしまいました。ちなみに、私は、「ナイキ エア ズーム エリート 8」をすすめられ、このあとに企画された、400mレースや1マイルレースに挑むことになりました。その報告は次回に。
今回は、発表された5種のシューズをランナーのフォームやスタイルに沿って詳しく紹介していきます。

自然と足が前にで出るような、ナイキ ズームの不思議な力

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私は、オーバープロネーションもなかったので、ニュートラルフォーム向けのペガサスとエリートを試走しました。
走行中、スピードを出している実感はないのに、ラップを計ると、かなり速いスピードが出ているのに正直驚きました。足の運びが非常にスムーズで、スピードを出せば出すほど、それが実感できます。
速さを感じるには、着地時に一番負荷のかかる場所に反発性が得られることが重要です。
あなたのランニングフォーム(接地)によって、反発性を持たせるべきソールの部位が変わってきます。

「ナイキ エア ズーム ペガサス 32」/ナイキ ズームの位置:かかと

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ニュートラルなフォームを持つランナー向けです。かかと着地であってもスピードを感じられます。着地時の衝撃を緩和したり、弾力性に富んだサポート機能も入っているので、エントリーランナーにもオススメできるバランスのとれたシューズ。オリンピック金メダリストも愛用しています。¥11,880(税込)【メンズ】24.5cm-30cm 【ウィメンズ】22.5cm-26.5cm

「ナイキ エア ズーム エリート 8」/ナイキ ズームの位置:前足部

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今回のシューズの中で最もスピード感の得られるシューズです。グリップも強く、ソールは低層のため薄め。蹴り上げが軽く、推進力が感じられます。またフォアフットランナーにもむいています。¥13,500(税込)【メンズ】24.5cm-30cm 【ウィメンズ】22.5cm-26.5cm

「ナイキ エア ズーム オデッセイ」/ナイキ ズームの位置:かかとと前足部

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プロネーションのあるランナーにオススメです。着地時のぶれを防ぐヒールクリップ、着地後でも衝撃を吸収するダイナミックサポートを搭載。またルナロンフォームがソフトな着地感を与えてくれます。しっかりとしたサポート力を求めるランナーに。¥16,200(税込)【メンズ】24.5cm-30cm 【ウィメンズ】22.5cm-26.5cm

「ナイキ エア ズーム ストラクチャー 19」/ナイキ ズームの位置:前足部

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オデッセイと同じく、プロネーションを抑える構造になっていますが、つま先が少し持ち上がっているので、跳ねるように足が弾む感覚が得られます。サポートと反発性を兼ね備えた重装備にも関わらず、”軽量感”を重視。サポート&スピード感を好むランナーにぴったりです。¥12,960(税込)【メンズ】24.5cm-30cm 【ウィメンズ】22.5cm-26.5cm

「ナイキ エア ズーム ボメロ 10」」/ナイキ ズームの位置:かかとと前足部

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ペガサス同様、ニュートラルなランニングフォームを持つ方にオススメです。ルナロンフォームが装備されているので、走り心地が柔らかく、LSDなど、長い距離を走っても、足に負荷を与えにくくなっている構造と言ってもいいでしょう。¥15,120(税込)【メンズ】24.5cm-30cm 【ウィメンズ】22.5cm-26.5cm

これらのシューズのローンチを記念して、ナイキ ズームの特設サイトがオープンしました!
「SO fast TIPS 100 キミの速さを手に入れる100の方法」では、速く走るための様々なコンテンツが順次公開していく予定です。

次回は、フォームをトレーナーに見極めてもらい、自分にぴったりハマったパートナーシューズとともに、1マイルレースに挑む、#今日の荒川の激走レポートです。