fbpx

GLUTEN FREE  -vegan 21 day fix-
get quick loans online

4月にスタートした「フード×ヨガ」を融合した「TAT.RAW FOOD講座」(http://www.c-flow.info/#!advancecourse/c1rv8)、おかげさまで毎回たくさんの方に受講いただいています。並行して、プライベートサロン「Nakamika kitchen」では、更なる学びを希望される方に定期的にクラスを開催しています。そして、9月からご要望の多かった「グルテンフリー21 days」「アンチエイジングフード」の2つのクラスが始まります。ローフード、スーパーフード、アンチエイジングフード、自らにあった方法をライフスタイルに無理なく取り入れるメソッドを伝えていく中で、とくに「グルテン」に関する質問を受けることが増えています。

What’s  GLUTEN ?

「グルテン」とは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物から生成されるタンパク質の一種で、パンやうどんのもちもち感やフワフワとした弾力を作り出しているものです。パスタやパンなどを食べてる頻度が多い人ほど”美味しい”と感じる成分で、常に食べたくなる原因と言えるでしょう。小麦粉の中には蛋白質が6~15%含まれており、その約85%はグリアジンとグルテニンという成分です。小麦粉に水を加えて捏ねると、このグリアジンとグルテニンが絡み合ってグルテンができあがり、食材の要となる食感をつくりだします。このグルテンを含む食材を摂取しない「グルテンフリー」という食事療法は、日本ではまだそれほど浸透していませんが、欧米ではヘルスコンシャスな方、そして深刻なグルテンアレルギーや体調不良に悩む多くの人から支持されています。

Why GLUTEN FREE?

では、なぜこの「グルテン」が問題視されているのでしょうか?「グルテン」には、人によってはアレルギーを引き起こすことがあり、腸の疾患、小腸に炎症、カラダに必要な食べ物の栄養分を吸収することができなくなる「セリアック病」という病気を引き起こす可能性が有ります。(グルテンフリーは、セリアック病や腸の疾患を予防、改善を図るために生み出された食事療法で、国内では重篤なセリアック病患者はごくわずかだとされているそうですが、アメリカでは近年急増している病で、そのための研究も進められています。)

私たち日本人が、1年間に消費する小麦の量は、アメリカやヨーロッパ諸国に比べて非常に少なく、そのため日本ではグルテンフリーの食材などもそれほど普及していません。近年ではグルテンが与える様々な影響(深刻な脳へのダメージ、老化のスピードを促進させる、運動機能の低下など)が問題視され始めています。また、直接的な結びつきが見えにくい場合も、生活習慣から生じる不調や病気、その根本原因をたどるとグルテンのアレルギーによるものだったというケースもあります。グルテンの摂取を控えることで、カラダの状態が改善されワークアウトにおけるパフォーマンス向上、自律神経の調整、など日常生活のみならずスポーツとの関係性も興味深いところです。

スペルト小麦のこと

アメリカやヨーロッパでは、小麦の代替え品として色々な製品があります。グルテンフリーではありませんが、スペルト小麦についてご紹介します。

現在私たちが食べている小麦製品は、古代の人々が食べていた小麦とは品種が異なります。(別物とも考えられます) スペルト小麦(ファッロとも呼ばれます)とは、市場に出回っている小麦(普通小麦)の原種にあたる古代穀物のことで、遺伝子組み替えはもちろん、人工的な品種改良がほとんどおこなわれていません。グルテンフリーではありませんが、通常の小麦よりアレルギーの発症率が低い穀物としても注目されています。小麦大国アメリカでは、ハリケーンなどによるダメージを避け生産性をあげるために、小麦の丈をあえて短くして品種改良されたものも数多く出回っているのが現状です。このスペルト小麦は国内のファームで育てられているもので、背丈が150cm以上もあり、無農薬、オーガニック栽培です。素材本来のものを知り、選ぶこと、ローフードと同じですね。

「グルテン」とは、俄(にわか)という意味を持つ言葉で、非常に曖昧で、正体の見えにくい物質と考えるとわかりやすいです。現在、日本国内で売られている様々な加工品(コンビニエンスストアはもちろん、デパ地下、お惣菜など全ての加工品)の大半に小麦が使用されています。成分表に記載がなくとも、末尾に「原料の一部に小麦、乳を含む、この製品は卵、小麦を使用している工場で生産しています」などと注意書きが入ってるものは全てグルテンが使われていると考えるのが妥当です。現状では、この表示がないものを探す方が大変かもしれません。

グルテンフリープログラム 

RAW FOOD 21DAYSで、21日間のプログラムを監修させて頂き多くの方からお問い合わせを頂きました。(https://markmag.jp/category/readings/start/21days) 参加いただいた3名やサポートしてくださった方には感謝の気持ちしかありません。このプログラム以降、お問い合わせをいただいた生徒さんたちへもサポートを続けています。興味がありましたら皆さんも是非♡

新講座の中で行う「グルテンフリー21days」では、21日間の食事やライフスタイルのサポートを行いながら、グルテンと上手に付き合うために知識を養い、摂取量を考え、ロー&ヴィーガンフードを取り入れることで、カラダとココロを整えるプログラムになります。

私自身も久しぶりの21日間にチャレンジしており、現在1週間目です。次回は食事日記とスーパーフードの”キヌアを紹介したいと思います。お楽しみに♡

大事なこと

TAT RAW FOOD講座、並びにNakamika kitchenでお伝えしているプログラムは、心とカラダのバランスを大事にしながら、可能な範囲でとりいれて、自分自身のリセット術を学ぶことが目的です。世の中に溢れる情報の中から自分に合ったものを選択する力を養い、何事も、100%=正解ではないということも心におき、”楽しむ”ことを忘れずに♡