(写真 55 Co.,Ltd / 文 小泉咲子)

【名前】サントーシマ香 KAORI SANTOSIMA
【生年月日】1978年7月30日
【職業or所属】ヨガインストラクター
【URL】http://www.santosima.com/
【やっているスポーツ】ヨガ

日本にヨガブームが到来する前に、ヨガを取り入れ始めたサントーシマ香さん。サンフランシスコに移住してからは、スウェーデン式マッサージやアーユルヴェーダ、さまざまな流派のヨガを学び、インストラクターとしての活動をスタートさせました。2013年9月に出産し、育児休暇を経て、2014年3月頃から本格的にレッスンを再開。自らの経験から改めて感じたヨガの素晴しさを語ってくれました。
 

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ヨガは妊娠・出産・育児期間中の女性の助けになる
出産の1ヶ月前までレッスンをしていました。周りは心配していましたけど、妊娠は病気というわけではないですし、マタニティヨガの資格もあるので。レギュラークラスには、妊娠中の生徒さんも来てくれたので、マタニティヨガのポーズを加えていました。

妊娠、出産って、女性の身体にすごく変化が起こるんです。産後は、体重を落としたいからダイエットしなきゃって考える人もいますけど、母乳で体重は自然と落ちるケースも多いですし、むしろ私が実感したのは、長時間の抱っこや、授乳による身体の歪みやコリを改善することこそ、大切だということ。そのためのツールとして、ヨガは最適です。出産時のいきみも、ヨガの呼吸を知っているのと知らないのとでは違いますし、いわゆる産後うつの助けにもなるんじゃないかと思います。

今、ヨガをライフスタイルに取り入れてきた世代が、こぞって妊娠、出産を経て子育て期に入っています。そうした女性にとって大切な時期こそ、ヨガから離れるのではなく、取り入れてほしいですね。

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プラクティスに励む週末の2時間が、心の余裕に
ママさんはなにしろ時間がないんです(笑)。産後はとくに。私の今の楽しみは、週末に旦那さんに協力してもらって2時間子どもを預けて、自身のプラクティスに励むこと。それだけでも、心に余裕が生まれます。きっと、子育て中のママにとっても、そうした時間が息抜きになるんじゃないかと思います。

育児に疲れたときは、アーユルヴェーダの知識を自己メンテナンスに役立てています。オイルのメンテナンスだけではなくて、食べるものや飲み物を意識して選んだり、消化が低下するので、滋養があって、消化の良いものを食べるようにしたり。ハーブティーを飲むだけでも落ち着けますよ。
 

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運動したい人の入口としてヨガを伝えていきたい
不定期ではありますけど、産後ヨガのワークショップやイベントも開催し始めています。やる度に反省はありますけど、すごく好評をいただいているんですよ。苦労するのは、場所探し。乳児はよく動き回るのでスペースも必要ですし、バギーの置き場所も確保しないといけませんから。

マタニティから産後まで使えるおうちヨガプログラム』という本も出しました。妊娠がわかったときから制作を進めていたんですけど、13年に香港で受けたRPYTのトレーニングを盛り込みながら、自分自身の身体の声を聞きながら行ったセルフ・プラクティスをベースにしています。

私自身はアスリートではないので、ちょっとでも運動したい人にとっての入り口として、ヨガというものを改めて伝えていきたいですね。

少し身体が軽くなる。心がすっきりする。

そんなツールとして、ヨガをライフスタイルに取り入れてもらえたら。