(写真 55 Co.,Ltd / 文 小泉咲子)

【名前】松永健士 KENSHI MATSUNAGA
【生年月日】1982 年2月28日
【職業or所属】ファッションODM・プロモーション、飲食業
【URL】facebook : https://www.facebook.com/kenshi.matsunaga
【やっているスポーツ】トライアスロン,マラソン,トレイルランニング

今回登場いただくのは、ビジネスアスリートチーム「DOUBLE SURVIVOR」の松永健士さん。「DOUBLE SURVIVOR」は、おもにトライアスロンやトレイルランニングを行う一般ビジネスパーソンによるチーム。「副部長兼人事部長」の松永さんに、チームについてお聞きしました。そして、働く人なら一度はぶち当たる仕事とスポーツの両立という壁を、松永さんはいかにクリアしたのか? タイムマネージメントに悩んでいる人、必読です。

sample alt

ビジネスパーソンチーム「DOUBLE SURVIVOR」とは?

今、やっているスポーツは、トライアスロンとトレイルラン。マラソンは、5年前から始めていましたが、年に1回ほど出るフルマラソン大会に向けて、1カ月練習する程度でした。トレイルは2012年の秋、トライアスロンは2013年5月に始めたんですけど、僕は、トライアスロンに力を入れたくて、トレイルはトレーニングの位置づけです。

「DOUBLE SURVIVOR」には40名ほどメンバーがいて、トライアスロン派が4割程度、残りはトレイル派といったところ。別に、どちらかをやらなきゃいけないわけでもなくて、基本的に走っていればOKだし、フルマラソンだけのメンバーもいます。

メンバーは、僕にとっていちばん信頼のおける仲間なんです。みんなストイックに仕事もトレーニングもやっていることを包み隠さず知っているので、絶対に嘘をつかない、信頼できるヤツらだって思っています。IT、広告、メディア関係と異業種で、それぞれのマーケットで成し遂げている人たちがいて、仕事上のよき相談相手でもあるし、ライバルでもありますね。いろいろひっくるめて、もう、家族みたいなものかな。

おかげ様で「DOUBLE SURVIVOR」の認知度がすごく上がっていて、加入希望が増えています。メンバーになる明確なラインがなくて困っているんですが、ひとつ言えるのは、「何を目指しているのか?」と聞かれたときに、ひるまないことですね。僕は、自信を持って言いますよ、「鉄人」って。照れてはダメです。

メンバーに共通しているのは、仕事とスポーツを両立していること。Facebookにスポーツネタを頻繁に上げるとマズいかなとか、これ以上走ったら「仕事やってんの?」って聞かれそうだとか、仕事上、人の目が気になるかもしれないけど、仕事を一生懸命やってれば、どれだけトレーニングをしていても構わないはず。誰も、何も言えないくらい、仕事にも打ち込めばいいんですよ。

  • sample alt
  • sample alt

仕事とトレーニング、両立させるためにすべきこと
僕自身、「DOUBLE SURVIVOR」ができてから、結果にこだわるようになりました。レースももちろんですが、仕事でも、メンバーが頑張っているっていうのがわかると、「俺もこんなところで止まってられない」って、結果を出すための力が沸くんです。

もうひとつ、無駄な時間を省くようになりました。チームでは毎週朝練習していて、それ以外も当然、個人練習もします。でも、仕事をマックスでやっていて、家庭もある。そうなると、練習時間が限られてきます。だから、無駄な練習をしたくないし、毎回、高いパフォーマンスを発揮するために、集中してやっています。

トレーニングの1週間のスケジュールは、平日の朝6時30分から1時間くらいランニングをします。5日の中で、強度の高い練習は1~2回で、あとは、ゆるく、さっくりと。そのときは、いろいろ考えながら走って、スッキリしたいい状態で会社に向かいます。

夜は、平日週5日のうち1日は、早く帰宅して、今年生まれた娘をお風呂に入れて、もう1日、泳ぐ日と決めています。泳ぐのは、21時から23時くらいまでの2時間。あとは、仕事をするか、食事をするか。3日しかないから、無駄な食事会や飲み会は入れられないし、無駄な残業もしたくない。どんどん無駄を省いてますね。

週末は、土日のどちらか半日は、午前中めいいっぱい練習して、残りの1日は、妻と娘が寝ている朝方に出掛けて、起きる前には帰ります。

無駄を省くコツとしては、明確な目標を立てることが大切ですね。1日1時間単位で、やるべき目標を立てるんです。すべてが思い通りにはいかないこともあるけど、目標があると、グッと力を入れてやれるじゃないですか。大事なレースに、仕事の山場がこないように、スケジュールのコントロールもします。

sample alt

 レースに来ていくオシャレなウェアを探していたんですけど、僕にとって、すごくいい温度感の「オフ着」だったのが[sn] super.natural。チームTシャツもココで作ってもらいました。僕はアパレル人なので、ふだんから、デザインはもちろん、素材感、パターン、縫製レベルには常々気にかけてます。snは、切り替えの位置や異素材が絶妙。ウール混だから、断熱性や吸収性もよく、汗臭さも気になりません。今は、「オフ着」としてだけでなく、トレーニングウェアとしても活躍しています。
過去の自分、そして限界を乗り越えたい
メンバーの平均年齢は30歳くらいなんですが、青春時代バリに頑張って、過去の自分を超えていくのが面白いんだと思います。中高生だった頃に比べれば、体力も若さもない年代だけど、今が、人生のピークになるようにやっている感覚です。

僕らはプロアスリート集団ではないから、極限の域にはまだまだ達していないんです。だから、トレーニングをやったぶんだけ記録が伸びる。トップアスリートともなると、1秒縮めるのも大変だけど、僕らはまだいくらでも縮まるので楽しいですよ。何が限界なのか。どこまで行けるのか。自分自身が知りたいんです。

30代はとにかくタイム、40代になったら距離にこだわりたい。今、31歳なんですが、35歳までには、アイアンマンとエクステラ、どちらかの世界大会に出るのが目標です。