たまには虫眼鏡を使って自転車に寄って見てみましょう。

この画像のパーツは自転車の構成部品。

ハブという部分です。

自転車の車輪の中心部分にある非常に重要なパーツであるハブ。

細かいことを言うと、これはリアハブといって後輪用のハブになります。

自転車の歴史も1oo年を越えて、さいきんではこのハブというパーツを単体で見ることは少なくなりました。

ロードレーサー専門店において、かつては車輪の組み立てという作業も重要な仕事のひとつでした。

けれども、今では車輪ごとメーカーから出荷される「完組ホィール」という形態が日常化しているので、ほとんどの専門店では、このホィール組みという作業が減っています。

かつてはホィールを組まないと自転車が完成しないという状況でした。

中心のハブ、外側のリム、それを繋げるスポークをカスタマーの好みから選んでいただいて組み付けるホィール組み。

そんな古き良き時代を今に伝えるかのように存在しているこのハブ。

ただ、古いだけの懐古主義になっていないということにこのお題のミソがございます。

とくに、このChrisKing製のハブは軽量で頑丈、さらには反応性が高いのが特徴で。

いわゆる完組ホィールに付いているハブにも性能面で負けていないのが特徴です。

そして、完組ホィールに完組まれてるハブでここまで美しいモノは存在しません。

ここが決定的に違います。

ChrisKingのハブは1o色のカラーヴァリエーションから選ぶ事ができるのも魅力のひとつ。

この画像のカラーはその1o色のなかでも一番地味であると言ってもいい存在のBrown。

地味過ぎてしまったのか、2o13年で生産が終了。

オワコンになってしまいました。

そのオワコンの知らせを聞いて、1ペアだけを展示在庫品として仕入れた盆栽屋。

このBrownのハブ。

よくよく見てみると実に深い色味です。

愛される機会は少なかったかもしれないけれど、確実に愛してもらえるであろう色気がそこに感じてしまうのはわたしだけでしょうか。

ただでさえ美しい自転車に。

この宝石のようなパーツをつけてあげれば、自転車の美しさもさらに引き立つものになるのではないでしょうか。

しかし、宝石ですので、やり過ぎはケバくなってしまうかもしれません。

パーツ選びには細心のご注意を。

つまり。

衝動買いはしてないか?

そこにリスペクトがある。