(映像撮影 斎藤正隆 / 映像編集 井上典慎 / 文 村松亮)

 ココナッツウォーター「VITACOCO」のサポートによって実現した新連載『onyourmark crosstraining』シリーズ、第三弾はボルダリングです。世界的なクライマーである平山ユージさんが運営するクライミングジム「Climb Park Base Camp」の協力のもと、このジムに所属する信田耕一さんを講師にワークショップを実施しました。

 まず「ボルダリング」のボルダーとは大きな岩のことを指します。クライミングの中でも最もシンプルな登り方とされるスタイルで、基本的に専用シューズと滑り止めチョークさえあれば手軽にはじめられるスポーツです。本来は、自然の中にある岩を登ることを目的として生まれたものですが、最近、日本各地に屋内型のボルダリングジムが増え、フィットネス感覚で気軽に楽しめるようにもなりました。

 指や前腕、背中といった、他のスポーツではあまり使われない筋肉を鍛えることができるボルダリングですが、綱渡りをするバランススポーツのスラックラインやヨガといったワークアウトと共通点が多く、組み合わせて楽しむと効果的だとも言われています。これらのスポーツに共通するポイントとは、“柔軟性”や“体幹”、そして“バランス感覚”です。

 今回参加してくれたメンバーのなかに、チアリーダーが2名いました。彼女たちが日常的に取り組むチアリーディングにおいても、やはり “柔軟性” “体幹” “バランス感覚” は大切な要素なのだとか。ひとつのスポーツに真剣に取り組んでいるからこそ、新しいスポーツに出会ったときに共通点や関連性を発見することができ、これはスポーツの醍醐味のひとつです。この連載のテーマである“クロストレーニング”も、まさに別々の競技に存在する共通点を発見する、または自分自身のカラダを別の競技をするなかで改めて自覚しなおすことを指します。複数種の運動を取り入れることでカラダ全身の機能や作りのバランスもよくなるのです。

 ちなみに、“体幹”という言葉には、インナーマッスルとアウターマッスルの両方が含まれることをお忘れなく。インナーマッスルには腰椎を安定させる役割が、そしてアウターマッスルには実際に身体を動かす役割があります。ですから、それぞれが連動し体幹の筋肉が働くことが重要で、これを機能的な体幹という意味で「ファンクショナルコア」と呼びます。この「ファンクショナルコア」を鍛えるのにボルダリングはとても効果的なスポーツのひとつと言えるのです。

◇講師からのアドバイス:
「今回はボルダリングのワークショップの最後に、10mのウォールでロープを使用するリードクライミングにもチャレンジしてもらいました。このリードクライミングはロープ補助のパートナーが必要不可欠ですが、ボルダリングは専用シューズと滑り止めチョークさえあればひとりではじめられるスポーツです。個人競技なのですが、今日のワークショップでもあったように、仲間からの応援が力となって、最後に踏ん張れることがあります。ですから仲間と一緒に楽しめる競技とも言えるんです。

それと、現代病のひとつとして悩んでいる方も多いと思いますが、実は「姿勢矯正」にも役立ちます。そしてあらゆるスポーツの基本となる“体幹”を自然に鍛えられますので、普段違うスポーツを楽しんでいる方にも、この魅力を知って欲しいと思いますね」

◇講師:信田耕一(しだ こういち)
カラダ1つで限界に挑むスタイルにあこがれてクライミングを始める。ボルダリング、リード歴ともに3年。ジムではキッズアカデミーや初心者講習などで「小さなステップを積み重ねて、大きな目標に挑んでいく成長」を伝える。挑んだ者だけの特権である巨大な岩壁から世界を見下ろす光景の感動を多くの人に味わってもらうため積極的にアウトドア講習も行う。

『Climb Park Base Camp』
URL: http://www.b-camp.jp/
住所:埼玉県入間市東町7-1-7 TEL:04-2968-3818
初回登録料:2,100円 
施設使用料(終日):2,100円※一般、1,575円※学生、1,050円※小中学生 
※表記は休日の終日料金。平日、時間帯料金など設定あり。

◇OYM関連ページ:
今回のレッスンでお邪魔したボルダリングジム「Climb Park Base Camp」を運営する平山ユージさんをはじめ、世界的なクライマーの鼎談を下記のコンテンツより閲覧できます。

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