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(写真 岡村冒宏・山本哲也 / 動画 上原源太 /構成 onyourmark編集部)

 アウトドアスポーツを楽しむ人にとって、クルマとはスポーツライフスタイルの可能性を広げてくれる重要なギアのひとつだと言えます。刻々と変化する大自然の恩恵を受けながら、その日限りのフィールドを味わい尽くすことこそ、彼らが求める極上の体験です。そのためにプレーヤーは自宅からフィールドへと、ときに何百キロものロングドライブを、はたまた険しい悪路を走破することもあります。その先にまだ見ぬ景色が待っているからです。

 ライフスタイルを紹介するウェブマガジン「PREMIUNM TOURERS by OUTLANDER」では、これまでにバックカントリーを楽しむフリースキーヤーの秋庭将之さんやトレイルランナーの山本健一さんのライフスタイルを取り上げ、クルマとスポーツライフスタイルの関係性を浮き彫りにしていきました。

 彼らが捉えるクルマとは、まさにギアまたはバディとして、スポーツを楽しむ生活にはなくてならない存在でした。この特集では、これまでの「PREMIUNM TOURERS」アーカイヴを掘り起こしながら、スポーツライフスタイルにおけるクルマの重要性や利便性を僕らが憧れるアスリートたちの視点を通して紹介していきます。

フィールドと自宅を結ぶギア
自宅を出た瞬間からレースは始まっている

先日onyourmarkのFEATUREにてお送りした「アンドラ・ウルトラ・トレイル」の前・中・後編の大作レポートでご存知のトレイルランナー、ヤマケンこと山本健一さんはロングトレイルを楽しむ人ならではのクルマの使い方を語ります。トレイルランナーにとって車中泊は日常なのだとか。ちなみに、onyourmarkでの登場と同時期にTBSの人気番組『情熱大陸』にも出演し、一躍時の人となりました。

「高い山に登る時は山の麓で前泊して翌日早朝から行動することが少なくありません。そんなときは車内で仮眠をとりますが、やはりなるべく家と同じ状態で眠りたい。そんなとき、アウトランダーなら2~3列シートをすべて倒せばフラットになります。このラゲッジルームは大いにありがたいんですね。フルフラットの状態でシュラフ、枕を使えば、十分に身体が休まりますから」

 雨天の際はテールゲートを屋根代わりにウェアを着替えられたり、ラゲッジルームが更衣室にもなります。さらにヤマケンさんはトレーニングで使用しているマウンテンバイクを積み込む際、中央で分割するシートが役に立つとも言います。こうしたシートアレンジも、広々とした室内空間を確保するためにこだわって設計されたアウトランダーのポイント。また、電動で自動開閉するエレクトリックテールゲートにより、トレーニングやレース後の疲れた状態でもラクラク開閉できる点も重宝しているそうです。

「乗って、使って、寝泊まりしても快適。山と家を往復する僕のライフスタイルにきちんと寄り添ってくれる、アウトランダーは頼りになるギアなんです」とヤマケンさん。

 一方、フリースキーヤーである、スキーブランド『VECTOR GLIDE』のディレクターでもある秋庭さんはスキーヤーならではのクルマの快適性について。

「シーズン中は車での移動はすごく多いので週末に限らず、ときには平日からずっとクルマで長時間の移動をしています。極上のパウダースノーを楽しむためには、かならずロングドライブは必要なんですね。ですから、ますは事故なく、安全かつ疲れずに移動したいっていうのがリアルな要望なんですよ。フィールドまでのクルマ移動をいかに快適なものにするか。これはその後のパフォーマンスに大きく関わってくるんです。もちろん、これがレース前となれば重要度も増しますよね」

走る 曲がる 止まる の基本性能
スポーツとは道具や身体をコントロールして遊ぶもの

 「ひとつのものとして見た場合に、スキーは滑る道具、車は運転する道具じゃないですか。道具を作る上では、基本性能が最も重要」と語ってくれた秋庭さん。MADE IN JAPANにこだわる『VECTOR GLIDE』というスキーブランドを立ち上げ、ものづくりには独自のこだわりを持っています。

「クルマも“走る” “曲がる” “止まる”という基本性能が高くなければ、いくら快適性や高級感を高めても中途半端になってしまいます。中には差別化とか個性重視で基本的なものをないがしろにつくられるものも世の中にはあったりしますけど、基本的なところがあってはじめて個性や味付けが入ってくるんだと思います。アクセルを踏んでスッと前に出る、ブレーキを踏んだらスムースにブレーキングされる、ハンドルを切った時に挙動なく曲がってくれる。ごくごく当たり前の性能かもしれませんけど、マウンテンバイクやスキーをやるからですかね? 自分の思い通りに動いてくれる道具の信頼感にはすごくこだわっていたりします」

 頭で考えて身体を動かして、それが車でも、スキーでも、マウンテンバイクでも、秋庭さんはギアをコントロールする快適性と、それをコントロールする楽しさを追求します。むしろそれこそが彼にとってのスポーツの醍醐味だとも続けます。いわばスポーツとは、道具や身体をコントロールして遊ぶもの、だと。そしてヤマケンさんも、全く同じような視点でアウトランダーを捉えていました。


「トレイルを走るトレイルランナーにとっても、峠を走るドライバーにとっても、走行中に目から入ってくる情報はとても大切なキーファクターです。運転中もさまざまな情報が脳からカラダに伝わリ、気持ちの通りに、思った通りに動いてくれるクルマこそ、僕が求める理想のクルマなんですね。アウトランダーを走らせてまず感じたのはコーナリングでの抜群の安定感。(セダン等に比べて)車高が高いのにコーナーでもあまりロールしませんし、ストレスなく峠のドライブを楽しめました」

 ちなみに、このスムースなコーナリングは、ランサーエボリューションXで培った4WD電子制御技術の賜物。この技術により様々な路面状況で駆動力を高めるだけでなく、新たに搭載された「4WD ECOモード」により低燃費の実現にも寄与しています。安定感と加速性を重視するトレイルランナーやスキーヤーだからこそ、アウトランダーの爽快なコーナリングに感銘を受けたとも言えます。

まだ見ぬ景色を求めて
プレミアムツーリングスタイル

 街中で扱いやすいサイズ感でいて、積載能力も高く、7人乗りのアウトランダー。このアウトランダーのブランドコピーとなっている“プレミアムツーリング”という言葉はいったい何を指しているのか。 

 秋庭さんは、手つかずのパウダースノーを求めてフィールドヘ、ヤマケンさんはいまだ出会ったことのない野生の自分を求めてロングトレイルへと繰り出します。彼らにとってそれは、自分を成長させるためのツアーであり、まだ見ぬ景色、いまだ出会ったことのない自分を求める旅のひとつなのです。

その旅は彼らにとってプレミアムなものであり、大人になった今だからこそ、その価値を理解し、求め続けていきたいプレミアムツーリングなのだと言えます。

トレイルランナー、山本健一編のスペシャルムービーをお届け!

 そして本日、ウェブマガジン「PREMIUNM TOURERS by OUTLANDER」では、秋庭さん、ヤマケンさんに続いて、3人目となる山岳ガイドの峯岸健一さんのコンテンツがスタートします。サイトでは峯岸さんのティーザームービーが公開されています!

アウトドアスポーツとともに暮らし、人生を楽しむ達人たちのプレミアムなライフスタイルを描くウェブマガジン「PREMIUNM TOURERS by OUTLANDER」。これまでのアーカイヴだけでなく、これから更新されていく新しいコンテンツとともにonyourmarkユーザーなら必見の内容かと思いますので、ぜひ!

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