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受傷してから僅か2日目にして前十字靱帯断裂の診断を得る事が出来たわけですが、驚いたのはその診断後リハビリルーム直行を指示されたことでした。その時点では右足にはほとんど力をかけれない状態でしたがその中で出来るリハビリをすぐにでも始めましょう、という事でした。まずはタオルを丸めて膝の裏に入れ、それをジワッと床に押し付ける。術後一ヶ月で一気に落ちるであろう足の筋肉、特に膝周り、大腿四頭筋の収縮を意識して。さらにもっとも大事と言われる可動域の確保。進展、屈曲ともに痛みはかなりあるが、頑張って曲げ伸ばす、入念なマッサージ、負荷をかけて筋力を強化する事で次第に取り戻していく。これは手術直前まで怠る事なく続けた。なにしろせっかくほぐしても固まるのはあっという間なのである。1週後からはスクワット、さらには片足つま先立ち等よりハードなメニューをこなした。さらに2週間後からは体幹トレーニングの基礎であるベンチ、サイドベンチ、片足ブリッジなどがメニューに加わる。ちょどこの頃、家族でスキーに行く計画を立ててしまっていたので、行ってみたらゲレンデであれば問題なく滑れた。板を履く際の踏み込み動作が出来なかったのはショックだった。クライミングも痛めた右足への荷重を意識して積極的にこなした。健脚より強くするのはなかなか難しかったが、これらをしっかり続けた事で筋力の大きな欠損がないまま手術を迎える事が出来た。理学療法士の兄ちゃんもこちらのマジ度にすぐに反応して、厳しいメニューをくれた。後半は手術も決まってますし、すでにぶっ壊れてますから!って言って追い込みをかけてくれた。術前トレーニングがどれ程大切か、頭で理解して実践したが、これが術後どう生きてくるのかとても楽しみである。ちなみに整体、針治療、お灸なんてのも試しましたよ。どれもピンポイントで刺激を与える事が出来たので効果あったと思います。術後すぐに酸素カプセルに入ってみようと考えています。アキュスコープもやってみようかなとか。では入院行ってきます。

*サイドベンチも片足上げ、片足ブリッジも浮いてる片足は上下、左右に動かす。体幹トレメニューは全て1分づつ。その他スクワット等の5種類は30回 x 3 セット

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