笹川スポーツ財団が発表した「スポーツライフに関する調査2012」によると、日本のジョギング・ランニング人口は、1998年の調査開始以来、初めて1,000万人を突破し、1,009万人に達したと推測されるそうです。(年1回以上走っている人をランナーとして集計)。
さらにこのうち572万人の人が、週に1回以上走っているとのこと。ライフスタイルの中にランニングを取り入れている人の増加が、客観的数値として示されたわけですが、日本のラン事情を考察する上で、なかなか興味深いデータが調査に表れているようです。

調査は笹川スポーツ財団が、今年6~7月にかけて、全国の成人男女2千人を対象に行なったもので、9.7%の人が「1年間にジョギング・ランニングをしたことがある」と回答したことから、同財団がジョギング・ランニング人口を約1,009万人と推計しました。(推計人口は住民基本台帳の成人人口(人)に実施率(%)を乗じて算出)
1998年の調査開始以降、増減を繰り返していたラン人口が、第1回東京マラソン(2007年)の前年にあたる2006年を境に、右肩上がりで上昇し続けていることから(6年間で実に403万人も増加)、東京マラソンがランブームの火付け役として語られることは、やはり間違いではないようです。

ジョギング・ランニング人口

ただ意外なのは、男女別にみた場合、男性は顕著に増加傾向を示していますが、女性は微増にとどまっているということ。それは週1回以上でも同じことで、ジョギング・ランニング人口の増加を牽引しているのは、男性ランナーということが調査の中で推察されています。
ただし、年代別に見ると、週に1回以上走っている20代の女性が、この2年間では倍以上になっています。(週に1回以上走る20代女性は、2010年3.5%→2012年7.9%。20代男性は、2010年8.0%→2012年9.6%)
男性ランナーの増加が下支えとなりつつ、華やかな女性ランナーの存在が象徴として取り上げられる、そう考えると、ここ数年のラン事情をよく表す数値と見ることができそうですね。

いずれにしても走ることの喜びを、1,000万人以上の人と共有できているとは、なんとも嬉しい結果ではないでしょうか。来年こそ走ろうと思っている方も、年末年始に関わらずいつも通りのランをする方も、どうぞ風邪など引かないよう、素敵な新年をお迎えください。

参考:笹川スポーツ財団 「ジョギング・ランニング実施率の推移」より

(文 onyourmark編集部)