今月よりスタートする新連載「Road to Nagoya」。登場するのは、タレントであり、ナイキサポートランナーの安田美沙子さん。そして長年彼女と付き添うトレーナーのMIDORIさん。来年3月10日に開催される名古屋ウィメンズマラソン、そのレースまでの道のりを月イチでレポートしていきます。

いよいよマラソンシーズンが本格化してきました。これからフルマラソンにチャレンジしてみたい方にとっては、走ることの魅力、楽しさを知るものとして、レースを控えている方にとっては有益な情報を、そして名古屋ウィメンズマラソンにエントリーしている方にとってはモチベーションをあげて頂ける連載となるはずです!

名古屋ウィメンズマラソンに向けた練習は、レース5ヶ月前にあたる10月の末に駒沢公園からスタートしました。初日のメインとなったのは、LSD。駒沢公園を数周してから、園外へ。100分間走を、キロ7分程度で走り終えたふたりにじっくり話を伺いました。

残り5ヶ月、練習初日はLSD
脳と体に長い距離を覚えさせる

MIDORI 「初日はあまりペースを上げずにLSDをやってみました。キロ7分台は普段はあまり使わないペースですが、今日に限ってはもっとゆっくりでも良かったかも。ゆっくり長く走って、ランニングフォームのチェック。最初は時間をとって、長い距離に脳と体を慣れさせたいんですね。それと、今日は久々に一緒に走ったので、女子トークを。近況報告や体の調子、色々とシェアしながら走りました」

安田 「MIDORIさんとの練習前に、ちょっとずつ走り始めていました。先週も12キロを2回くらいは。いよいよこれからはじまるので、まずはひとつひとつの練習をちゃんとこなすことが大事だなと思ってます。前回も出場しているレースですし、前のタイムを超えたい気持ちもあります。絶対故障しない、そして悪い癖も改善して調整をちゃんとしたいなと。初日の今日は基本となるフォームをとくに気にしましたね」

MIDORI 「フォームのことでいうと、彼女は基本ちょっと骨盤が前傾し過ぎるくせがあるので、下腹部の力を少し入れて腹圧を高め、あまりおしりがぷりっと出ないように注意させてます。よく言われますけど、丹田(たんでん)の意識ですね。それができると、ちょうど重心がうまいこと真ん中にいきます。練習を積んでいくと、だんだん身になりますが、彼女もちょっと時間が空いていたので、もう一回やり直さないといけませんよね。どうしても体には、長年の子供の頃からの走り方の癖が出てしまうので」

レースまでの準備
「ビューティ作戦!」とは?

安田 「私は30歳にもなったし、体調管理には気を遣い始めていて、食事を自分で作ったりし始めてるんです。MIDORIさんが栄養士の資格も持っているので、一から教わりながら。これからはプライベートな時間もそこに当てたいなって思っています。それって自分の生活にも繋がりますし、美を保つこともにも繋がります。「ビューティ作戦!」っていうのは絶対で、多分、これからレースまでは生活が朝方になると思いますし、いっぱい寝ると思います。お酒も減る。いい状態が無理のないリズムでつくっていけることが一番の理想なんです。めっちゃ健康体になりたい! しかも美しさに磨きをかけながら! 常に軽い体でいたいですし、太りたくないですし、でもいっぱい食べたい。そういう理想の自分でいられる管理をできるようにしていきたいですね」

MIDORI 「私も1から10まで細かくは彼女に言うことはしません。調子をみながら“こういうものを多く”とか、とく貧血にもなりやすいので鉄分を摂取するようにと言ったり。あれだけはほんとにもったいないですし、彼女は一度、貧血でレースを失敗してもいるので」

安田 「血を強くしろって言われました」

MIDORI 「(女性の貧血について)男性よりも(血液の)出入りが激しかったりしますよね。一生懸命練習しても苦しかったり、顕著に足が重くなったり。女性ランナー全体に言えることですが、走る量が増えたらそれだけ食べないといけません。そもそもエネルギーの出納がマイナスになることが痩せること。でも、エネルギーの出納だけがすべてではないので。そこに体を動かす為のビタミン・ミネラル・タンパク質という栄養素っていうのが関係してきます。いっぱい食べていっぱい走って、と出入りを多くすればそれだけ体に残る鉄分は多くなります。だから遠慮なくいっぱい食べていっぱい走ってもらえれば」

安田 「頼もしいですよね。よく相談もします。さっきも「タンパク質って豆腐ですか?」って言ったら「美沙ちゃんの場合は、貧血予防のために豆腐ではなくてお肉を食べてね!」って。あっ、やっぱり「肉か~(笑)」って」

フルマラソンを控える
すべての女性ランナーに伝えたいこと

MIDORI 「とくにレースを控える女性ランナー全員に伝えたいこと。たとえば、一秒早くなるために身体がボロボロです、メンタル的に追い込み過ぎてカリカリしてます、フォームが悪かったのか足が太くなりました、といった一分、一秒のために大切なものまで犠牲にしてしまう。それって多分、本当に嬉しいことではないと思うんです。結果、目標には到達できなかったとしても、良いプロセスを踏めて「料理を学べました」とか「生活が整いました」とか「体が綺麗になりました」っていう、走った後の自分の人生にきちんと残ってくれるメリットがあった方がいい。その方が、本当の意味で最後の最後に達成感を得られるんじゃないかなって思うんです。そこが男性ランナーとの違いかなとも思います。達成感や満足感をレースだけに終わらせず、その後の人生の、より高いところに持っていく。もちろん、一分一秒、最後ダッシュで頑張るのもとても良いことです。でも、そうではないインプットもしてほしい。レースが終わって「今回もワンランクあがったね」って、たとえタイムが遅くなったとしても「綺麗になれた」って思えたら、すごく価値がある。最終的に自分が得た結果を、ポジティブに捉えられるメンタルをレースまでに身につけてほしいんですね。がむしゃらにっていうのもいいけれど、それができたら素敵だなって思いますね」

安田 「毎回はじまる時は“これからだ”って思いますけど、レースが終わると本当あっという間で、いつも寂しくなるんです。だからこそ、やっぱりこの練習の経過っていうのを大切にしながら楽しんでいきたいですね」

安田美沙子(やすだ・みさこ)
タレント、女優。「名古屋ウィメンズマラソン2012」では自己最速タイムの3時間44分56秒(ネットタイム)を記録。来年開催される「名古屋ウィメンズマラソン2013」では、前回同様、大会を応援するオフィシャルサポートランナーに就任。新たな目標を掲げ、Nike+ Runningを駆使したトレーニングに取り組んでいく。

ナイキランニングクラブのトレーナー、MIDORIさん
リコメンドのNIKE最新ランニングギアを紹介!

●ナイキ ウィメンズ DRI-FIT エレメントシールドマックスジャケット / S・M・L 2色展開 / 16,800円(写真左)
薄暗い状況下でも視認性を確保し、再帰反射力を増強。風や雨から体を保護し、ランナーの動きをサポートする。
●Nike+ SportWatch GPS / 20,790円(写真中央)
GPS機能を搭載し、距離、ペース、消費カロリーなどのランニングデータのログをとることができる。日々のランニングデータを記録することで、モチベーションがあがりランニングをさらに楽しくしてくれるアイテム。
●ナイキ ウィメンズ ルナグライド+ 4 シールド / 12,915円(写真右)
高いクッション性とサポートで、幅広いタイプのランナーに優れたライド感を提供する第4世代モデル。

【Road to Nagoyaアーカイヴ】
♯02 ハートを強くするために

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(文 村松亮 / 写真 村松賢一)