2003年にイギリスで生まれ、トレイルランニング専用シューズとして高い評価を受ける「イノヴェイト(inov-8)」が、日本のスポーツメーカー「デサント」と提携し、いよいよ日本でも本格展開することになりました。
イノヴェイトは、2003年のブランド立ち上げ当初から、「Natural Running」をコンセプトにして、シューズの持つクッション、サポートなどの機能を極力ミニマイズし、軽量化を図った、いわばベアフットシューズのパイオニア的存在です。
何より特長的なのは、ベアフットシューズを初めて履く人でも段階的に足を慣らしていけるような「ショック・ゾーン」システムを開発したことにあります。

クッション、サポート等の機能を極力ミニマイズすることで、ランナーはより「Natural Running=裸足で走る」という感覚を体感できますが、反面、クッション性の高いシューズから急にこのようなシューズに履き替えると、ふくらはぎなど違った部位のストレスにより、怪我につながる可能性もあります。
そこで、イノヴェイトのシューズは、つま先とかかとの間に4段階(各段階で3mmの差)の高低差「ショック‐ゾーン」を設け、ランナーの経験値や走り方に応じて商品を選択できるという画期的なシステムを展開。ランナーは自分のシューズの高低差を段階的に減らしていくことで、無理なく効果的に「Natural running」に移行することができるのです。
また、そのシューズのクッション性などのレベルは、かかと部分の「ARROW(下記図の赤い下向き三角)」の数で確認できるようになっていて、このARROWがすべてのシューズカテゴリーにおいて、アイコン的に機能しているのも特長になっています。

それぞれの用途に応じてベストな走行を可能にすべく、アッパーや靴型(ラスト)、ソールにも工夫を凝らしたシューズは、すでに世界中60カ国あまりで展開しているだけでなく、近年では、ブランドの起源となるトレイルラン以外にも、トレッキング、フィットネス、ロードでのランニングシューズにも進出、さらにはバックパックなどの周辺ギアもラインナップしています。

デサントブランドとのダブルブランドでの商品展開は、2013年春夏からと、ちょっとまだ先の予定ですが、商品の中心プライスは、ロード、オフロードともに¥11,550~¥17,850程度になるそう。
ランナーのパフォーマンスを最大限サポートするイノヴェイト。今後の日本での展開が待ち遠しいですね。

(文 onyourmark編集部)