2012.07.09 - 03:00

夏の一日をスマートに過ごす、「early bird」=早起きのススメ

「less is more」のライフスタイル、すでにonyourmark読者にはおなじみのことと思います。ハードな装備、自分を殻に閉じ込めてしまう価値観や常識、執着を捨て、身軽になって得られるもの。ミニマルで「少ない」ことに、より豊かさを感じること。大量生産・大量消費をよしとした時代や社会は移り変わり、現代の私たちを魅了するのはミニマリズムに宿る本質的な美しさや機能性です。そしてそうした本質は、日々のちょっとした工夫から得られることができるのです。今回は「less is more」の生活を叶えるエッセンスの一つ、「early bird」=早起きをご紹介します。

<古より言い伝えられてきた健康の秘訣>

古来、日本では「朝起き千両、夜起き百両」や「早起きは三文の得」などと言われ、お天道さまと一緒に起きて活動することが道理にかなっているとされてきました。仏教の修行においても、夕方の行のあとは早朝4時頃に起きだして「後夜」という朝のお勤めを行います。また、インド5000年の叡智を集めたアーユルヴェーダの考えにおいては、日の出前のひとときは地球を覆うエネルギーの調和が保たれた状態(=「サットヴァ」)であり、一日を始めるのに最適の時間帯とされています。また、ヨギーたちが早起きして太陽礼拝を行うのは「静寂の時間にヨガを行うべし」という一部のヨガ哲学と無縁ではありません。人間だって、地球のリズムに導かれて生きている自然の一部。日の出とともに起きだして活動する、そうした自然のリズムに寄り添って生きることこそが心身ともに健康であることの秘訣と考えられてきたのです。

<早起きの効能、あれこれ>

こうした故事はあながち間違いではありません。実際、科学的な見地からみても早起きには三文以上の価値があるのですから。まずはカーテンを開けて朝の光を十分に浴びてみましょう。 ・朝、太陽の光を浴びることは日中、気持ちを安定させるセロトニンの分泌を促し、体内時計や生体リズムを地球の自転リズムに同調させる効果があります。

一日のリズムにメリハリが生まれ、タイムマネジメントを意識的に行えます。

朝の時間帯に体を動かせば日中の代謝レベルを高く保つ効果もあり、その日の生活がアクティブになることはトレーニング好きの方なら周知の事実。

身体を動かし血流を促すことで、午前中から活発に活動でき仕事にも集中して取り組むことができます。

体脂肪分解を促すグルカゴンの分泌量が高く、体脂肪分解を抑制するインスリンの分泌が少ないため、朝食前のトレーニングは体脂肪を燃やしやすい傾向にあります。

もちろん、早起きすればゆっくりと朝食を摂る時間だってあります。おいしいコーヒーにこだわってみる、すっきり目覚めてグリーンスムージーの新しいレシピを考える。そんなゆとりあるひとときを持てるのも、早起きならではの醍醐味なのです。

<時間を有効活用するために>

と、いいコト尽くめの「early bird」=早起き生活。この夏こそは、気温が高くなる前に朝の時間帯の使い方を洗練させたいものです。夏季は日の出前後の4時〜5時が一日のなかで最も気温が低くなる時間帯といいますから、この時間帯こそがトレーニングに最適。この時期だけは夜トレ派にも朝トレをおすすめする理由です。ぐずぐずしていたらあっという間に日は昇り、気温はぐんぐん上昇します。気温が上がる前の限られた時間だからこそ、質の高い運動をチョイスして効率的にトレーニングを行いましょう。

<朝トレの賢いパートナー>

ランやウォーキング、トレーニングを始めたばかりというビギナー、あるいは初めてベアフットランニングに挑戦するというランナーにとって、無駄なく・効率よく、短期集中で臨みたい朝トレを賢くサポートしてくれるのがニューバランスの超軽量ランニングシューズ「アイオニクス」です。「無駄を削ぎ落とした、裸足感覚」というミニマス的「less is more」のコンセプトはそのままに、より快適性・屈曲性にすぐれたソールを採用。ミニマルで軽量、そして快適を兼ね備えたシューズがearly birdたちのよきパートナーとなってくれることでしょう。

さあ、ベッドから飛び起き、シューズを履いて早朝の街へ駆け出してみませんか。夏の朝はこんなにも美しく、楽しいことに満ちあふれているのですから。

驚異的な軽量性と分子構造をデザインソースとするビジュアライズな外観を高度に両立させたランニングシューズ、NB IONIXシリーズ。メンズ、ウィメンズともに2012年7月発売。

(文 倉石綾子 / 撮影 鈴木泰之)