人生を100倍楽しく生きるための、kazuya流ヨガのススメ

3回目のレッスンでは、ねじりのポーズを取り入れたシークエンスをご紹介します。

ねじりのポーズといえば太陽礼拝と並んでヨガには欠かせない、定番のポーズのひとつ。ヨガのアーサナに治療的な効果があるということは、インドでは何世紀にも渡って伝えられていますが、中でも一連のねじりのポーズは内臓をマッサージしてデトックスするとともに、腰部の痛みにも効果的と言われています。

ねじる加減はくれぐれも自分の体と相談しながら。「気持ちいい」と感じられるところで留めましょう。呼吸をうまく使って、リラックスしながら行うのがポイントです。

ヨガのレッスンを始める前に

約2ヶ月間に渡って太陽礼拝〜体幹補強のシークエンスを実践したことにより、身体はずいぶん柔らかくなったことでしょう。

ここでkazuya先生からアドバイス。

「ヨガのレッスン前に、一生懸命ストレッチをする方がいらっしゃいます。身体をほぐすのはいいことなのですが、ヨガの前にストレッチを行うのは一長一短があります。ストレッチをすることで、十分にほぐれたところとそうでないところの差が大きくなってしまうからです」

ヨガのレッスン中、伸びていないところを伸ばそうとついついアグレッシブになっていませんか?『ヨガは寝起きに行うのがいい』と言われるのには理由があるんです。

「寝起きの、まだ体が硬いうちというのは意識がリラックスしているんです。『身体を伸ばそう』とするのではなく、意識をリラックスしたまま、体の中を静かに見つめる。そんな時間を大切にしてみてください」

身体をぐーんとねじる意味

前述のように、ねじりのポーズでは呼吸をうまく使うことがポイントになります。息をゆっくりと吐きながら、身体を静かにねじっていきましょう。

このとき、体内に満ちているエネルギーが螺旋を描きながら頭上へ上っていくようなイメージを持って。体幹をねじることで腹部がマッサージされ、身体の中心である背骨や筋肉のみならず内臓や神経までをも刺激し活性化させます。体の芯からエネルギーが湧き起こるような感覚はこのためなのです。

また、ねじりのポーズというと「ねじる」ことばかりに意識を向けてしまいがちですが、ここで意識したいのは「ねじって伸ばす」こと。「ぞうきんを絞るように体幹をねじることで上下、あるいは左右に強いコントラストが生まれ、もう一段階上の『伸び』を感じられるはず」

ねじることで呼吸がしづらくなる場合もあるでしょう。そのときはポーズの負荷をゆるめる勇気を持ちましょう。ねじりを目的とした動きではなく、内臓活性のためのねじりの動きであることを忘れずに。

ゆったりとした呼吸に合わせた一連の動きこそが、あなたの身体の内側に働きかけるのですから。

kazuya/柳本和也
Udaya yoga studio 主宰、suria アンバサダー。ライフワークであるサーフィンを通じて、バリ島にてヨガと出合う。帰国後、アシュタンガヨガの権威であるケン・ハラクマ氏に師事。2010年、インド・ゴアにてRolf & marciに師事。都内および神奈川県を中心にレッスンを行い、各種イベントやワークショップにも積極的に参加している。
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【ヨガをはじめよう アーカイヴ】
#01 太陽礼拝 A / B
#02 体幹補強

【正しいヨガポーズ アーカイヴ】
#01 椅子のポーズ(ウトゥカタアーサナ)
#02 四肢で支える杖のポーズ(チャトランガ・ダンダアーサナ)
#03 上向きの犬のポーズ(ウルドゥヴァ・ムカ・シュヴァナーサナ)
#04 下向きの犬のポーズ(アド・ムカ・シュヴァナーサナ)
#05 伸ばした三角のポーズ(ウッティタ・トリコナーサナ)
#06 ねじった三角のポーズ(パリヴルッタ・トリコナーサナ)
#07 側面を伸ばすポーズ
#08 フロント・ランジ
#09 三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)
#10 ねじって体側を伸ばすポーズ前編(パリヴルッタ・パールシュヴァコナーサナ前編)
#11 ねじって体側を伸ばすポーズ後編(パリヴルッタ・パールシュヴァコナーサナ後編)
#12 脇腹〜側面をストレッチするポーズ(パールシュヴォッタナーサナ)

(撮影 松田正臣/文 倉石綾子)