2011.11.28 - 03:00

トライアスリート道端ジェシカの次なる挑戦

(文 倉石綾子/ TOP写真 依田純子/ 動画 TOTAL TIME 01:14 記事最下段

昨年12月、オーストラリアのロッキングハムで開催されたトライアスロン大会に初出場した道端ジェシカさん。スプリント・ディスタンスクラス(スイム750m、バイク20km、ラン5km)に挑戦し見事、自身が目標としていたタイムを大幅に上回る1時間26分で完走。「初めてハマった有酸素運動がトライアスロン」というジェシカさんに、日々のトレーニング法、体を動かすことの意義、そしてトレーニングの先に目指すものを伺いました。

目標に向けてトレーニングに励むスタイルが合っている

運動神経は子どもの頃からよかったようです。特に意識をしたことはなかったんですが、そういえば学生時代は走り高跳びの学校代表選手でした。とにかく体を動かすことが大好きで、ここ数年はヨガや体幹トレーニングなど定期的な運動がすっかり日々の習慣になりました。そんななかで出合ったトライアスロン。親しい友人たちがトライアスロンをやっているので、私も挑戦してみようかな、って。はまるのは自然な流れでしたね。何がいいってトライアスロンは『大会に出る』という、期限がはっきりした目標がありますよね?

現実的な目標に向けてトレーニングに励むというスタイルが、私には合っているみたい。それに全く異なる3種類の運動を同時にこなすから飽きも来ないし、体で感じる3種の刺激も心地いいんです。

トライアスロン最初の難関、バイクの取り組み方

ランはともかく、トライアスロンで問題になったのはバイクでした。DHバーを使った前傾ポジション、ビンディングペダルなど、そもそもトライアスロンバイクは普通の自転車とは勝手が違います。東京に住んでいたらバイクに乗れる場所も限られてくるし、ある程度長い距離・時間を走るトレーニングは億劫になりがち。でも一度バイクの魅力に目覚めたら、バイクと自分が一体化する気持ちよさが病みつきに。それにランに比べたら心拍数も上がらないし、故障も少ない。子どもから、運動に縁のないお父さんまで幅広い世代におすすめできる、とっても優れた有酸素運動だと思います。正しいポジションやこぎ方を意識すれば、トレーニング後はお腹がぺたんこ、なんてことも。
長く続けるコツは、ひとりでトレーニングをしないこと。怪我や事故を防ぐ、そして正しいポジションで乗ると言う観点からもぜひ、バイク仲間を見つけてください。自転車はみんなで乗った方が断然、楽しいですから。

多忙な毎日が生み出した時間管理術

トライアスロンのトレーニングは、平日はランを中心に、体幹トレーニングや水泳の練習を。ラン→筋トレ→ラン→スイムというように、週に4日から5日、何かしらトレーニングを行っています。時間のある日は午前と午後で2セッションを行うことも。逆に、バイクに乗るのは時間のとれるオフの日や地方、海外での仕事の合間に集中して、ということが多いですね。やっぱりバイクが苦手なので、長い距離をこなせそうな地方や海外は絶好のチャンスと捉えます。ですから移動は多少大変でも、とりあえずバイクを持っていく。とにかく持っていきさえすれば、空いた時間に乗れるかもしれないから。
レース直前にはトランジションの練習も兼ねて3種目をこなすミニトライアスロンにも積極的に取り組みます。そうやってトレーニングがハードになってくると、やっぱり問題になるのは仕事とトレーニングの兼ね合い。よく「トレーニングの時間を捻出するのは物理的に難しいのでは?」なんて心配されますが、トレーニングの時間は積極的に「作る」ようにしています。どんなに忙しくとも2、30分のフリータイムは作れるはず。例えば朝、少しだけ早起きしてみる。ウォーミングアップ感覚で軽く走ったり、あるいは10分だけ走って筋トレをしてみたり。忙しいときだからこそ、こうした時間がいいリフレッシュになるんです。

長く動き続けるためにこだわること。

普段のトレーニングでは十分なウォーミングアップとクールダウンのストレッチを必ず。ロングランの際には走る前の腹筋運動も欠かせません。腹筋を意識できるようになると体幹を使って効率よく走れるから。走り終わったあとは体が硬くなるので、念入りに、時間をかけてじっくりと体をほぐします。2ヶ月に1回レースに出場していた時はトレーニングのしすぎで腰痛になってしまって。ストレッチの大切さをあらためて実感しました。じっくり体をほぐしておけば、翌日の筋肉痛の感じ方がまるで違う!私のモットーは「早期発見」なんです。どこかに違和感を感じたらすぐにアフターケアを行うと同時に、何がいけなかったのか原因を特定してフォームやポジションを修正します。長くスポーツを楽しむためには、故障のない体をキープすることが必要不可欠ですから。

はじめてのフルマラソン参加に向けて

人生で一度はフルマラソンを走りたいと思っていたところ、来年3月、名古屋で開催される『名古屋ウイメンズマラソン2012』の出場機会に恵まれました。開催が3月11日と聞いて、初めてのフルはこの大会しかないって思いました。私たち日本人にとって感慨深い日付ですから、それに向かってベストを尽くすことは自分にとって大きな意義がある。

ですから現在はトライアスロンの大会はお休みして、フルマラソンへ向けてのトレーニングを重点的に行っています。シドニーオリンピックに出場したマラソンランナーであり、旭化成陸上部のコーチを務める川嶋伸次さんが私のためのプログラムを作成してくださったんです。そのプログラムに沿って、体幹トレーニングや5km、8km、10km走、そして月に1度はハーフマラソンをもこなしています。

モデルなのにどうしてそんなに?って不思議がられることもあります。でも動いている時の方が、心が健康なんですね。人間ですから、「今日はトレーニングしたくないなあ」なんて時もある。そういうときこそ強い気持ちを持って目標を捉え直し、モチベーションをあげていくことが大切だと思っています。

ご縁があってこの秋から、NIKEの“Make yourself”キャンペーンのお手伝いをさせていただくことになりました。”Make yourself”とは「自身のゴールを設定し、最高の自分を実現していくことを目指す全ての女性をサポートする」という趣旨のグローバルなキャンペーンです。自分自身のゴールに向かって努力を重ねることがスポーツを愛する女性に向けてのメッセージになるのなら、このキャンペーンにも全力で取り組みたいです。いつも目標を持って、それに向けて努力を惜しまない自分でありたい、それが私の”Make yourself"です。

(TOTAL TIME 01:14 |動画撮影 上山亮二/楽曲 Mitcho)

 

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問い合わせ先:ナイキお客様相談室 0120-500-719
URL: nikerunning.com

道端ジェシカ
女性ファッション誌を中心に、TV・CM等で活躍中。
モデル業だけではなく、サマンサタバサではデザイナー業にも挑戦している。
「JESSICA'S SECRET」(講談社)、「幸せのある場所」(小学館)に続き、自身初のエクササイズDVD「JESSICA BODY DESIGN」(ユニバーサル ミュージック)も好評発売中。
この秋からはNike Womenによるキャンペーン"MAKE YOURSELF"のメンバーとして選ばれ、来年の「名古屋ウィメンズマラソン2012」を新たなゴールに設定し、日々トレーニングに励んでいる。

(TOP写真 依田純子 /ムービー 上山亮二 /楽曲 Mitcho / 文 倉石綾子)