staytuned05 STAY TUNED #05 "PC All Day Long"
今日のテーマはずばり「一日中PCの前に張り付いていた日」に最適のメニューです。いままさにonyourmarkを見てくださっている方のみなさんのために。

私たちのデイリーワークであるPC作業は目の疲れや神経の緊張が伴います。さらに指先を使い、長時間座ったままでカラダを動かさない作業なので、首こり&肩こりに悩まれる方も多いのではないでしょうか? 目を酷使して画面に釘付け、顎を突き出して重い頭を長時間支える姿勢は、首も肩も緊張しないわけがありません。

ちなみに私たちの筋肉は、すべてこの緊張度合いを脳に知らせるセンサー(筋紡錘)があり、どの筋肉がどの程度緊張したり伸びたりしているかを、常に送っています。健康で"こり"などがない人は全身の筋肉がリラックスしているので、筋紡錘からのこの信号は送られません。筋緊張の状態にある人はこの信号が脳に常に送られて、ノイズとなり、自律神経のバランスを崩したり睡眠を妨げたりするということまで引き起こしているんです。パソコンを閉じて、すぐ寝るなんて言語道断! また、常に力が入ってしまう癖のある人は、このセンサーが働きすぎて過剰に反応して緊張してしまうのかもしれません。

ということで今回は前回同様、壁を利用してニュートラルな姿勢を作ってから、首、肩まわりをまずはストレッチ、そしてラストは腕から大胸筋までを伸ばします。特に上半身にフォーカスしているので、椅子に座って行ってみました。前回に引き続き、猫背改善にも役立つはずです。


挑戦してくださったのは、学生時代からスポーツ万能だったという村松さん。でも、競技や筋肉トレはどうしても、内旋する筋肉が強く鍛えられがちです。ストレッチは筋肉の"引っぱり合い"なので、方向性さえ見つけられれば彼のように筋力がある人は引き延ばす力も強いのでかなりの筋トレにもなります。効果も早いはず!


さて、今回のチューニングポイントは、「螺旋のエネルギーを見つける! 腕のスパイラルアウト」です。これは私がやっているジャイロトニックの考え方のひとつで、腕を外側に回しながら(外旋)進行方向に強く押すこと。

最初の動きで壁に背中を合わせて肩の後ろ側を壁につけようとした時点で、既に外旋の動きが起こっています。そのまま指先を斜め下の床に向かってしっかり伸ばすと、ねじりながら押している状態になり、ただ押すよりもより強い力で引き伸ばされることになるのです。

バレリーナを想像してみてください。彼女たちの脚は常に外側を向いている=外旋していますよね。実はこれ、ただパカっと開いているわけではなく、床だったら床、もし脚を上げているならばその延長線上に向かって強く脚を押しているのです。だから強い力が生まれて、片足で後ろに脚を高く上げられたり(アラベスク)、片足軸でくるくる回ったり(ピルエット)できるのです。

これでもまだ分かりにくいという方に。タオルの一辺と一辺を持って一直線に引っぱってみて下さい。次に、タオルの対角線上の角と角を持ち、ねじりながら引っぱる。後者のほうが伸びるし、さらにその強度は高いですよね? 

そういえば、植物のつる、根っこ、台風、月、地球の自転、お風呂の線を抜いた時の渦、血液の流れなどなど、自然界にあるものはすべてスパイラルのエネルギーで動いています。強く、遠くに届くエネルギーは、らせんを描くことで生まれているのかもしれませんね……。

Don't push your self, just listen to your body……

では、また2週間後に。Keep on movin!

Red Top ¥11,340
Blue Top ¥10,500
Harlem Pants ¥16,800(Prancing Leopard Organics / Driving-Maul)

問い合わせ:ドライビングモール Tel. 03-5768-6331

(文 内田あや/撮影 松田正臣/ヘアメイク 角田英明<HAIR DIMENTION2>/音楽 Mitcho)

【STAY TUNEDアーカイヴ】
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