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最近いろんな奇抜なフィットネスが誕生していますが、中でもこの「反重力ヨガ」は抜きんでて目を引くでしょう。

世界的に有名な体操選手クリストファー・ハリソンさんによって2007年に発明されたこのヨガは、シルクのハンモックを用いて空中で行うものです。そのため、背骨や腰を伸ばす動きが、ランナーや自転車に乗る人にはいいとされてるそうです。
 

Outside Onlineにその創設者ハリソンさんのインタビューが掲載されていました。
 
そもそも始めたきっかけは?
「元々は「反重力パフォーマンス」をやっていたのですが、ある時インドに行く機会がありました。そこでヨガと出会ったのがきっかけでした。その後、ハンモックで遊んでいるうちにいろんなかっこいい動きを開発したので、ジムにハンモックを設置してみたところ、1分間逆さにぶら下がるだけで体の歪みがとれることがわかったんです」
 
レッスン内容を聞かせてください。
「まずは体に合った長さのハンモックを探します。そしてヨガの太陽礼拝から始まり、上半身とコアを鍛えるワークアウトをします。クラスの最後には逆立ちやスカイダイバー(足で逆さに吊られる姿勢)で体を逆さにします」
 
逆さになるとどういう効果があるのでしょうか。
「逆さになることによって普段圧迫されている背骨が圧力から解放され、脊椎骨の間に隙間ができて椎間板の水分が補給されます。すると、背骨や関節の動きが滑らかになるのです。チーターの速さの秘訣は背骨が双方向に動くこと。このエクササイズによって背骨や関節の動きが良くなるので、アスリートにはスピードアップが期待できます」
 
見たところ、大変そうですよね?
「見ためよりもずっと簡単ですよ。主婦やおばあちゃんの生徒もいます」
 
変わった効果はありますか?
「いま研究中ですが、クラスの後、伸長が数センチ伸びた、と言う人もいますね」
 
Outsideより/リサーチ 中村麻里)